081:妻恋坂(大超坂、大長坂)【文京区】
湯島三丁目1と2の間、妻恋神社の前を通る坂。
江戸時代初期にはこの坂の南側に霊山寺というて寺があり、開山が大超和尚という高僧で三代将軍家光の時にこの地に移転してきたという。この和尚の名をとって、大超坂と呼んだそうです。
明暦の大火後、霊山寺は浅草へ、妻恋神社が旧湯島天神町から移ってきてから、妻恋坂と呼ばれるようになったとのことです。
御府内備考にも「妻戀坂は妻戀稲荷社の前なる坂なり、又大超坂とも云うよし、或は大長ともかけり、」とあります。江戸切絵図にも、その名前は記されています。
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